日曜日の夜は嫌い

目を閉じると、ずっと忘れていたつもりだった事が浮かんでくるんです。

わたしは本当に生きづらくて嫌な人らに平気で傷つけられて利用されてバカにされて尊重されず自分ほど可哀想な人は居ないって思うけど、馬鹿なのは事実で今思いかえせば馬鹿ゆえに中学生の頃に友達を傷つけたこと、小学生の時に友達の秘密を守れなかったこと、言葉足らずで人を傷つけたこと、全部思い出してあの時の私が馬鹿だったから、私を馬鹿なまま小学校に放り込み、ほかのママたちがママ同士で一生懸命コミュニティ作ってくれてる中「苦手だから」と放置して小学校でわたしはハブられて浮いてたこととか、そもそも頭が悪いから失敗したけど無駄に勉強だけできたから頭がいいと勘違いして生きてしまって大火傷して友達なんてろくにいなくて頭のおかしいままもうすぐ30歳になること、こんな失敗作が生きていて良いはずがないから社会でもゴミ扱いされるのは当然なんだとか、目を閉じたらこの失敗作を失敗したお茶碗みたいにぐちゃっと潰しにくる何かが来るんじゃないかと怯えたりしながら震えて目を閉じるのがつらくて、でもわたし以上に圧倒的に失敗作で人を利用して人を馬鹿にして自分のためだけに世界はあると信じて偉そうに驕りながら生きている奴らだって失敗作のはずなのに失敗作の自覚なんてないまま自分は勝者側だと確信しながら毎日生きてるんだと思うと、わたしだって失敗作だけどどうして私だけがこんなにくるしく罪の意識に苛まれながらこんな時間まで暗闇に怯えながらエグエグ泣きながらこんなクソみたいなゴミみたいな文章を打ち込んでるんだろうって本当に嫌になる。

私だって何も感じず平気で人を傷つけても人を自分のためだけに利用しまくって適当に生きていれば、自分のことを正義の塊の善人だってかけらも疑わずにそれでそこそこの地位と稼ぎと家族を得て毎日過去も振り返らず、勝手にウジウジしてる搾取されてるゴミのことなんか気にもかけずに自分の幸せだけを自分は立派な人間だって疑いもせずに生きていけるそういう人間だったなら、どんだけ楽でどんだけイージーでこの世界を生きていけたのかと思う。

つらくて苦しい。

未来が不安というよりも、どんなに未来を目指しても、頭が悪くてやらかしてしまった過去の罪や過去の情けない振る舞いが恥ずかしくて許せなくて自分が汚くて気持ち悪くて自分が嫌いになってつらくなる。

過去の記憶を全て無くしてしまいたいのに。

過去にいいことなんてない。

過去を思うといつも今まで出会った人間たちへの憎しみでいっぱいになる。

今と、未来のことだけ見て、過去私が苦しめてしまったり私を苦しめてきた人たちのことを全部忘れられたらいいのに。そういう関係者全員と一生二度と出会わずに生きていきたい。

過去の自分は本当にクソで最低だった。15歳までは親の分身みたいなもんだったから。本当に…わかりやすい没落貴族。プライドだけ高くて何ももってないくせに。「人様に迷惑をかけるな」という言葉にしがみついて自由に生きることもできなくて。正義という石を握れば何をしてもいいと思ってて。お互いに。

弱いものを助けることもしなかったし、私が良いものになった時は誰も助けなかった。当然だった。卑屈な根暗なオタクになった。

運動オンチで、友達に助けを求めればよかったのに外部の習い事で解決しようとして結局友達との関係をしっかり作ることもできなかった。

ずっと不安と不満と言語化できない不足があって、27歳までつづいた、爪を噛む癖をやめられなかった。髪の毛も抜いてた。眉毛も抜いてた。

隠れてゲームやって授業中は寝てたけど勉強が中途半端にできてしまったからいろんなことを舐めてた。勉強ができない子たちと仲良くする方法を学べなかったし、高校では馬鹿な方が友達できると思い込んで勉強しなかったら本当は勉強できる方がいいのは当然だったので逆に私が取り残された。人生失敗した。大学も失敗した。クソみたいなお嬢様に利用された。

何もかもをやり直したい。こんなにごみみたいな人間でいきなり全ての経済が破綻した上に震災も疫病も強烈なの食らって税金ばかりがもっていかれるこの世で生きるのはキツくて苦しい。

不安を吐き出したらそろそろ眠れそうだ。

 

ずっと綺麗になって、貴方の悩みに真摯に答えて、職場では仕事ができると褒められて一気に昇進して、貴方と楽しく出かけて未来の話で盛り上がって、でも本当のわたしはこんなに汚いよ。クズとゴミを煮詰めたような土台で、必死にパテで埋めてアクリル絵具で誤魔化したガラクタなの。

いつかそれをみんなの前で暴かれて指さされる日が怖くてたまらないんだ。

それまでは真面目で優しい楽しい私の虚像を纏って生きさせてくれ。